製品の信頼性はお金で買うしかないということ
信頼性
このメーカの製品ならきちんと検査しているだろう
このお店ならちゃんとした商品を陳列しているだろう
ブランドに寄せる信頼性を秤に掛けて選択するはず
100均が随分と身近になったから、LANケーブル程度なら100均で買ってしまう
しかし100均のLANケーブルは品質が良いとは限らない
事の発端
- ーーー[ルータ]ーーー[スイッチ:Gb]┳ーー[PC:Gb]
- ┣ーー[ゲーム機]
- ┣ーー[LANHDD:Gb]
- ┗ーー[TV]
PCからLANHDDへのデータ転送が著しく遅いと感じた
データのコピーにどうして1時間も掛かるのだろう?
データ転送レート
Gb:ギガビットの転送レートがある筈だから、
1Gbit/秒=1024Mbit/秒だとして、8で割って128MByte/秒(8bit=1Byteとして)
でも実際20MByte/秒位しかでない
20/128≒15%
「あれ?こんなに遅い?どして?」
データ転送レートより、コピーに掛かる時間が遅くて気付く
そう言えばゲーム機のアップデートも遅かった思ってLANケーブルを調べてみた
LANテスター
という機材がある
HIOKI Online Store / LANケーブルハイテスタ 3665
この機材を使ってLANを調べてみた
本体+ターミネータ1個¥35kくらい
ケース¥8kくらい
ターミネータ5個¥15kくらい
ボタンが少なくて、誰でも使いこなすことができると思う
測定して判ったことは100均で買ってきたLANケーブルの品質はまちまちだということ
LANケーブルの品質
HIOKIのLANハイテスタ3665はワイヤマップ測定ができる
出典:https://www.hioki.co.jp/file/cmw/hdCatalog/4356/pdf/?action=browser&log=0&lang=jp
更にスプリットペアの検出も可能
出典:https://www.hioki.co.jp/file/cmw/hdCatalog/4356/pdf/?action=browser&log=0&lang=jp
スプリットペア問題
出典:https://www.hioki.co.jp/file/cmw/hdCatalog/4356/pdf/?action=browser&log=0&lang=jp
買ったばかりのLANケーブル
・スリムタイプの白:3mは問題なし
・スリムタイプの赤:3mはリバース
・フラットタイプの白:1mは問題なし
LANを構成するその他のLANケーブル
・オープンのLANケーブル
を発見した
結論
ご家庭のLANを絶対見直すべき!
不良LANケーブルを交換した結果、速度が
PCで20MB/s→100MB/s
PS4の通信レートが20Mbps→200Mbps(インターネット接続を診断するより)
と驚く程効果があった
プログレスバーの進みが早い速い(w
100均の信頼性は低いということ
LANケーブルなんてそうそう交換しないのだから
・ちゃんとお金を出してちゃんとしたメーカ製品を買う
・LANテスターを利用して取捨選択する
・自作する(しかしケーブル自体の品質は購入品による)
つまり、方策が無いのであれば信頼の於けるブランド品を買うより仕方ないと結論付けます
あー今まで沢山の時間の無駄をしてきた
まさに安物買いの銭失い