外部侵入の確認

LANで通信しているデバイスの確認

wifiルータにログインしてDHCPの項目を確認すると、こういう表が見つかる

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DHCPって言ってるのに何故か固定IPも判る辺りが微笑ましい

MACアドレスだと何が繋がっているか確認し辛いから判りやすい表示を試す

エクセルもどきを使ってなんとかする

MS(マイクロソフト)エクセルは有料なので無料の GoogleSheets を使う

GoogleDriveをWin10のストアからDLすると

>GoogleDocs/GoogleSheets/GoogleSlides

の3つもインストールされる筈

GoogleSheets(以降シートと略)を起動させ、先のDHCPリストを張り付ける

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 MACアドレスの列をコピーして別の所に張り付ける

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MACアドレスの調査を行う

これは1回限りの調査だから諦めて一個一個調べるしかない

TVのMACアドレスをTVの[設定]から調べるかマニュアルから調べる

iPhoneMACアドレスを[設定]から調べる

AndroidMACアドレスを[設定]から調べる

これを繰り返してMACアドレス表の右側にデバイス名の列を加える

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MAC-デバイス対応表が出来たので、一覧の方に式を組み込む

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 この場合だとG2に

=VLOOKUP(A2,$I$2:$J$30,2,FALSE)

を入力すると iPhone と表示される

この式をオートフィルで各行に適応させる

これでMACアドレスとデバイスの対応表が完成した

 

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気が向いた時に新しくDHCP表を取得し以前の表の下に追加して張り付ける

タイムスタンプを入れておくと役立つので、

CTRL+:(コロン)

と入力すると日付が入る

CTRL+SHIFT+:(コロン)

と入力すると時間が入る

新しいMACアドレスの場合

#N/A

と表示されるので、そのMACアドレスをコピペでMAC-デバイス対応表に追加する

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これで気が向いた時に”今何が繋がっているのか”の調査は可能

MAC調査が難航する場合

でも、どうしてもMACアドレスの調査が上手く行かない事がある

思い当たる節(デバイス)がない!!そんな時は

  1. 近隣から不正に接続されているかも知れない(そんな手練れは滅多に居ない)
  2. 自分の調査が甘い(こちらが殆ど)

の場合が考えられ、絶対デバイスを突き止めたいと思ったら先ずgoogle

IEEE REGISTRATION Search for ASSIGNMENT WELCOME

のキーワード検索して、一番上のリンクへ飛び

>Please select a Product

>ALL MAC(MA-L,MA-M,MA-S)

に変更し

下のSEARCH RESULT 検索窓に調べたいMACアドレス

XX:XX:XX:XX:XX:XX

を入力すればベンダーは判明する

ex:Apple,INC.

それをヒントにデバイスを突き止めることが出来る(この場合はApple製品かもって解る)

ベンダーIDは搭載する通信チップのメーカが判るだけで、デバイスのメーカが解るわけではないので注意

不審なMACアドレスを持つデバイスを排除したい場合

ルータの”MACアドレスフィルタ”機能を使って不審なMACを持つデバイスを締め出すことが出来る

フィルタには2種類あって

  1. 登録したMACアドレスのみ通信許可
  2. 登録したMACアドレスのみ通信拒否

のどちらかが使える

基本的には登録MACアドレスのみ通信許可の方がセキュリティは固くなり、不審なMACアドレスは登録しないと一切通信出来なくすることが出来る

今後新しく宅内に導入したデバイスは一切通不能にもなるので注意が必要

この機能を使って通信不能にすれば宅内の通信機器の特定は容易い